消費税を上げる案を日本政府が掲げているようだが、
このままでは将来の日本は大変な事になると思い
意見を記さずにはいられなかった。
嗜好品のみに更に高い税率をかけるなら納得するが、
誰しも負担せずには生きていけない消費税を増やして、
ワークングプア等の生活を益々苦しめる構図に
向かわせる案を実行しようとしているとは正気とは思えない。
将来の年金等を捻出する為だ?
今ですら100%戻ってくるという信用も得られていないのに、
そのリターンの為に強制的に国民から金を搾取するとは随分勝手な話だ。
数十年後に税金をしっかり搾取した挙句、
「やっぱり年金は皆さんに十分に給付できませんでした。」
と言っておしまいになる可能性も少なくないと思う。
それならば消費税を完全に撤廃して、抑えた出費分を各人が貯金した方が
年金を当てにするよりもよほど確実だし、少しの利息でも複利に絡められる。
それに、消費税を上げて購買意欲を抑制して消費活動が不活性化するということは
経済面では更に金の動きが鈍くなって不景気になっていくってことだ。
おそらくデジタルコンテンツの違法ダウンロード等も今よりも増加すると思われる。
するとコンテンツのクリエイターも儲からないので生産活動も鈍化する。
要するに最悪のサイクルになると思う。
ちなみにデンマークでは消費税は以前から既に25%であり、その関係で格段に日本よりも消費活動は鈍い。
それでもデンマーク人の不満が無いのは、その25%というお金を政府に対して投資した結果が
無料のホームドクターのサービスや年金等として還元されている現在の事実によって信頼を得ているからだと思う。
もしも日本政府がそのような還元を消費税の増税と同時に行えるなら納得もできるだろうが
そうでなければ先の保証が何も無い投資対象に一体誰が投資するだろうか。
中流意識を植え付けながら、
その裏で更に格差を拡げる方向に社会が進んでいった先に
生き残った富裕層だけでも社会が機能すると楽観しているのだろうか?
100人現場監督だけがいても工事は一歩も進まないことも分からないのか?
とにかく消費税の引き上げは大反対。
逆に嗜好品の税金ならば引き上げ大賛成。
個人的には500%以上増税しても許せる。
ただ買わないだけの問題だから。
でも生活必需品はそうはいかない。
もうこんな事を書かせられていること自体に腹が立つ。
Saturday, November 01, 2008
消費税の引き上げ大反対
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