Thursday, October 12, 2006

デスノート

最近日本でアニメーションが放映され始めたデスノート。
実際に漫画を読んだことは無いのだけれどWikipediaの記事でどんな作品かは知っている。

道徳的な問題はさておき、作品の根幹であるところのイメージと名前で人を殺すという設定が、PCのコマンドラインでファイルを削除する作業を思い起こさせた。

削除したいファイルAを特定して %rm Aで削除。
一旦実行すると取り消しはできない。
Aという名前のファイルがPC上に複数あった場合はGUIを利用してファイルAのアイコンイメージを確認して削除することもあるだろう。
削除という作業に必要な情報としてファイル名とイメージが参照されるということだ。

本来ならば、相対pathではなく絶対pathを指定してrmすれば間違いのない削除が実行できるわけだが、デスノートの場合は対象が人間なので絶対pathを得るには家系を延々と辿っていかなければrootまで至ることはできない。rootがアダムとイブに該当するのか、はたまた隕石に含まれていた微生物の素にあたるのかは知らないが、どちらにしても長々とpathにあたる文字を記すのは手続きとして現実的でないことから、名前とイメージというIDで対象を特定するという手続きに設定したことは理にかなっているように思われる。

ただ、イメージという部分は遺伝子情報を詳細に明示できるはずもなく曖昧な情報である為、どうなるのか予想できないケースが存在する。
例えば
P及びQという一卵性双生児がいた場合、イメージによって区別をつけるのは難しいだろう。この場合は名前が異なるから対象を特定できる。だがPとQがある事情で生き別れになって養子などになった場合、PもQも同姓同名になる可能性がゼロではない。特にalphabet表記の名前の場合は可能性が高くなると思われる。因みにどうでもいい情報だが、デンマークでは一卵性双生児の誕生確率が日本より多いような気がする。

さて、PとQに対してのイメージも名前も区別がつかない場合、デスノートにイメージを思い浮かべると共にP(Qは戸籍上
Pという名前になっているものとする)と書かれた場合、

1.PもQも死亡する。
2.PかQのどちらかが適当に死亡する。
3.PもQも死亡しない。

のどれになるのだろうか。

と全く時間の無駄になることを考えてしまった。
英語の勉強しよっと、、、

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